感情の出し方がいびつな人がいる。
何かに熱中している人に多い。
「◯◯を世に広めたい」「◯◯の価値を知ってほしい」
仮に世の中にその価値を広めたところで、その人には何も起きない。
広まっていく過程や人々の反応に一喜一憂するに過ぎないと思う。
もちろん何かに熱中することを否定する訳ではない。
部活動や読書などの趣味に熱中することは素晴らしいことだと思うからだ。
素晴らしいと思う理由は、自分と違う価値観と触れることができる可能性が高いし
努力だけでは成し得ない何かに遭遇することもあると思うからだ。
こうした内面の成長は人生に与える影響が大きい。
冒頭の「いびつな人」であるが、その人以外は異変に気づいている。
妙にそれに囚われていたり、突然お金の話が出てきたり、自分を卑下する表現が
増えたりと、ある種の傾向がある。
こうした人は自分の中に向き合えていない問題を抱えている場合が多いように思う。
容姿なのか思春期に拗らせた何かなのか、家庭の問題なのかは不明である。
多くの人は「いびつな人」を通り過ぎる。
関わって楽しいことがない気がするのだろう。
祭りの後、つまり熱中した後に、結局何を得たのか。
何も得ることができなかったのか。
それによって気づきを得る人もいるし、新しい興味を見つける人もいる。
それも生き方なんだと思う。
人間は都合の悪いことを全て克服しながら生きていく訳ではなくて
共生していくことの方が多いと思うので。
なんだか哲学的な話になったので、今日はこれで終わり。
---
毎日18:00に配信しています。
リアクションボタンを押してもらえると嬉しいです。
radiotalk.jp---