ziziの地球屋

ちょっと変哲のある人

本質的な繋がりと約束

桜の開花が遅れている。

2月に20度を超える気温の日があり、桜も早めに咲いてしまうかと思ったが
そんなことはなかった。

隔年の割合で花見をする仲間がいる。

海外勤務時代に知り合ったメンバーだ。
知り合ったのは国外なのに、日本で会うのは不思議な感じがする。
苦楽を共にしたからか、年齢がちょうどよく離れているからか
もう10年も交流が続いている。

花見の場所はありふれている。
新宿御苑井の頭公園だ。

どちらも大変な混雑が予想される。
ただメインは花見ではない。その後の食事会である。

最近元気にしていたのか、何か面白いことはあったのか
共通の知人の近況を話すなど、話題は尽きない。

利害のない人間関係はいい。
次に会う約束も適当だし、聞き出したい情報も何もない。
ただまた会おうという約束をするだけ。

約束というのは気持ちと気持ちの繋がりなので、切れてしまえば反故になる。
仕事で言う「アポ」みたいな約束はあまりしたくないなと思う。

年齢を重ねるたびに本質的なこだわりが出てくるのはよいこととしたい。