グダグダのプロジェクト。
サービスを提供する側も顧客側も悪意がないにも関わらず
グダグダすることがある。
理由は両者が「実務の測り方を見誤っている」ということに尽きる。
簡単に言えば、今の業務はそんなに簡単にフローに整理できないよ、ということ。
手作業や人の判断が多く関わる業務には「一貫性」がない。
つまり、毎回結論が変わっている可能性が高いと言える。
職人技は正確で唯一無二と思える反面、再現性がない味があると言える。
プロジェクト初期にこの「誤解」に気づけば傷は浅いが
3回も会議を重ねてしまった場合は、巻き返しに相当なパワーと時間を要する。
こういう事態はよく起きているのだと思う。
そしてどれだけ実損を出さずにまとめ上げるかが、コンサルタントの
腕の見せどころなのだと思う。
コンサルタントがしていることはシンプルである。
奇を衒わずに実務に則して「淡々と状況を整理し対応策を出す」。
社内や顧客の感情に振り回されないことが必須スキルと言えようか。
本来全ての労働はシンプルなのかもしれない。
労働を難しくするのは人間関係が大半だと思う。
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